高校の受験対策に家庭教師は効果的?塾との違いについて

 

高校受験対策で家庭教師を利用するメリット

(1)面倒見が良い

家庭教師のメリットの代表格は、教師が面倒見が良いという点です。生徒1人に対して家庭教師が1人なので、生徒の学力だけでなく性格も把握できて、この生徒にはどんな指導法をすればいいのか熟考できます。

(2)指導内容をカスタマイズできる

そして、生徒の学力レベルや性格にぴったりの指導プランが作成可能です。あらかじめ用意した学習プランに生徒をあてはめるのではなく、学習プランがないまっさらな状態で1から生徒にふさわしい学習プランをつくれるのが、家庭教師のメリットです。

学習プランも1種類だけに縛る必要もないので、あとから自由にカスタマイズすることも可能です。

(3)スケジュール調整しやすい

生徒のなかには受験勉強だけでなく、部活動や習いごとを頑張っている人も少なくありません。そのため、部活や習い事に加えて塾にも通っている場合、塾への移動時間などもあって過密スケジュールになります。

しかし塾ではなく家庭教師を選んだ場合、勉強場所は自宅になるので移動時間は必要ありません。余計なことに時間を吊られることなく効率的に勉強を進めることができます。また、学習場所も、自宅だけに縛る必要はなく、生徒の都合に合わせて近所のファミレスやカフェなどでも、指導を受けることも可能なのです。

高校受験対策で家庭教師を利用するデメリット

(1)講師のレベルに差がある

塾の指導は、マニュアル化されていてそれをそのまま実践するパターンが多いので、生徒に合わせてカスタマイズできない反面、ある程度のクオリティは保っています。しかし、家庭教師の場合は指導力や知識に偏りがあるのがデメリットです。

いくら、塾タイプよりもマンツーマンの家庭教師がふさわしい生徒だったとしても、家庭教師の質がそれほど高くないと成果は得られません。このデメリットを回避するには家庭教師センターの評判を調べておく・入会する前にどんな指導を行っているのか聞いておくことが大事です。家庭教師派遣会社によっては無料体験ができるところもあるので、利用して指導の流れや雰囲気を知っておくのもいいでしょう。

(2)生徒のタイプに合わないこともある

生徒のタイプによっては、1人のほうが集中できて成果が出るタイプもいれば、周囲にライバルがいて切磋琢磨した環境が向いているタイプもいます。

後者の場合、家庭教師ではなく塾のほうが向いているでしょう。後者タイプだと、モチベーションが上がらなくて調子が出ない場合があります。

また、競争相手がいないから、自分がどれくらいの実力なのかわからなくて不安になる人もいます。家庭教師のメリットも、人によってはデメリットになってしまうのです。

タイプによっては塾がおすすめ!

塾の良い点は、いろいろな生徒と知り合える・仲間が増えるという点です。前述したように、周囲にライバルがいて切磋琢磨しあいながらの方が集中して取り組めるタイプの生徒は、塾に通うことがまさに楽しくなるかもしれません。

そして、入会前からある程度のカリキュラムがすでに出来上がっているので、入会後すぐに授業をスタートすることが可能です。教材も塾側が用意してくれることが多いので、何を揃えたらいいか分からない人でも安心して始められますね。

高校受験当日に行うべきこと

高校受験の当日は、最良のコンディションで当日を向かえなくてはいけません。体調不良だったりねぶそくだったりすると、いくら今まで勉強を頑張ってきたとしても、パフォーマンスを発揮することはできません。

(1)前日は十分な睡眠をとる

高校受験の当日にやるべきことは、前日に夜更かしをしないで十分な睡眠をとっておくことです。

高校受験の入試テストは、朝の9時から始まることが多いです。そのため、入試開始の数時間前には起きている必要があります。人間の脳は起床してから3時間ほど経過しないと100%働きません。なので、入試開始に最高のパフォーマンスができるように6時には、起きるようにしましょう。

そして、眠っていた脳を活性化させるには、朝起きたら外に出ることです。朝日を浴びる・深呼吸して新鮮な酸素を体内に入れれば、脳と体が活性化します。

(2)朝ごはんを食べる

また、朝ごはんも抜かずにしっかりと食べることも大事です。朝は食欲がないという人におすすめなのがバナナです。消化がよく栄養素も豊富なバナナは摂取すれば体内ですぐにエネルギーに変化します。

そして、しっかりとトイレに行くことも忘れてはいけません。入試の最中に催してしまったら、テストに集中できませんからね。

試験当日までにしっかりと勉強をしてきたのであれば、当日は心を落ち着かせて試験に臨めることでしょう。ぜひ自分に合った受験対策を見つけてください。