家庭教師の体験授業の不安解消!授業までの流れと注目すべきポイント
最近では、家庭教師の契約前に、教師を自宅に招いて「体験授業」を受けられるのが一般的です。
体験授業は教師の指導力を確認したり、子どもとの相性を見たり、と家庭教師選びの重要な段階だけに、「授業までの流れって?」「何に注目したらいいの?」など不安は多いことでしょう。
そこで、ここでは家庭教師の体験授業を受けるメリットや、授業を受けるまでの流れ、授業中にはどのような点に注目したらいいのかなど、体験授業でよくある疑問や悩みについて解説します。
家庭教師の体験授業を受けるメリット
家庭教師を選ぶのに、体験授業を受けることが重要なのは確かです。しかし、何となくで受けたのではせっかくの体験授業の意味が薄れてしまうので、授業を受けるメリットを知っておきましょう。
家庭教師がどのようなものか分かる
当たり前ですが、体験授業は教師を自宅に招いて、実際の授業を「体験」できるものです。そのため、家庭教師を頼むのがはじめて、という方でも家庭教師がどのようなものなのかをよく理解できます。
教師と子どもとの相性を確認できる
家庭教師では教師と子どもの関係が深くなりやすいため、相性が重要です。体験授業で事前に教師と子どものやりとりが確認できれば、契約してから相性が合わない……という事態を回避できます。
無料で勉強の悩みを相談できる
家庭教師の体験授業はおよそどこも「無料」で受けられます。なので、まだあまり家庭教師に前向きではなくても、「勉強の悩みを聞いて欲しい!」くらいの軽い気持ちで受けてみてもいいわけです。
家庭教師の体験授業を受けるまでの流れ
家庭教師がはじめての方だと、派遣会社に連絡してから体験授業を受けるまでの流れがイメージしづらいと思います。そこで、派遣会社によって異なる部分はありますが、主な流れをまとめました。
1.家庭教師をつける目的を考える
体験授業を受けるにあたり、派遣会社との面談があります。そこでは家庭教師を必要とする理由や、子どもの性格や学習状況、学習の目標などがヒアリングされるので、あらかじめ考えておきましょう。
2.派遣会社のヒアリングを受ける
家庭教師の派遣会社に体験授業を申し込むと、先述したようにまずは面談があります。ここでの内容をもとに派遣される教師が決まるので、気になることや要望があればすべて伝えておくのがいいです。
3.派遣予定の教師との面談をする
派遣会社との面談の次は、派遣予定の教師と面談をします。ここでは教師の実績や授業方針、人柄を見極めるチャンスなので、派遣会社との面談と同様に気になることはすべて聞いておきましょう。
4.実際の環境で体験授業を受ける
派遣される教師が決まれば、いよいよ実際の環境(大抵は自宅)で体験授業を受けます。教師と子どもの2人きりというのもいいですが、可能なら保護者も参加できると第三者目線で評価しやすいです。
教師との面談の際に聞いておきたいこと
先述のように、家庭教師の体験授業を受ける前には、派遣予定の教師との面談があります。これは教師を見極める重要なチャンスなわけですが、具体的にどのようなことを聞くといいのでしょうか。
家庭教師としてのこれまでの実績
家庭教師と一括りにしていますが、教師によってこれまでの実績は様々です。やはり実績がある方が安心なので、これまでどのような生徒を教えてきて、その結果はどうなのかなどは聞いておきましょう。
教えるのが得意な教科と苦手な教科
教師もひとりの人なので、得手不得手があります。それは教科に関しても同様で、子どもが苦手または教えてほしい教科と、教師が得意としている教科がマッチしているのかは確認しておくといいです。
指導できる日数や曜日、時間帯
家庭教師は授業日や時間帯を比較的に変更しやすいです。しかし、教師の生活サイクルによっては難しいこともあるので、あらかじめどれくらい対応できるのかは把握しておくことをおすすめします。
体験授業を受けるときに注目すべきこと
家庭教師の体験授業は教師の実力や、子どもとの相性を実際の授業を通して確認できる絶好の機会です。では、具体的にどのような点に注目すると、教師を見極めることができるのでしょうか。
マナーや服装はきちんとしているか
家庭教師は完全個別授業なため子どもと関係が深くなりやすいです。それだけに、教師は子どもの手本となってほしい存在で、言葉遣いや何気ないクセ、服装などがきちんとしているかは確認しましょう。
円滑にコミュニケーションが図れるか
家庭教師は子どもはもちろん、保護者とも話をする機会が多くなります。勉強や進路について気軽に相談できる相手がいいのであれば、積極的に話しかけてみて話したときの感触を確かめるのがいいです。
指導法や教育理念に共感できそうか
どれほど子どもと打ち解けていても、授業の内容が薄かったり、教え方が上手ではなかったりしたのでは意味がありません。体験授業を受けたなかで、指導法や教育理念に共感できるのかは重要です。
まとめ
今回、「家庭教師の体験授業」をテーマに、授業までの流れや注目ポイントをまとめました。
体験授業を受けることで、教師の実力や子どもとの相性などを事前に確認できます。ただし、何となく受けたのではあまり分からないので、目的を決めて授業に臨むのがいいでしょう。
もし気になる派遣会社、家庭教師がいるのなら、ぜひ気軽に体験授業を受けてみてください。