オンライン家庭教師をおすすめする理由!訪問型との特徴の違いをご紹介
家庭教師を利用する方法としては、「訪問型」と「オンライン型」の主に2つの選択肢があります。
訪問型とは、先生が直接訪問して、リビングや子ども部屋などで子どもと対面で授業するタイプ。
一方で、オンライン型とはインターネットを通して、画面越しに遠隔で授業するタイプの家庭教師です。
では、授業の受け方のほかに、訪問型とオンライン型で特徴にどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、とくにオンライン家庭教師に注目して、訪問型の家庭教師との違いについて解説します。
オンライン家庭教師と訪問型の特徴まとめ
まずは、オンライン家庭教師と訪問型の家庭教師の特徴を一覧にまとめましたのでご覧ください。
オンライン家庭教師 | 訪問型の家庭教師 | |
授業形態 | 遠隔授業 | 対面授業 |
授業内容 |
個別指導 |
|
先生の選択肢 | 全国 | 地域 |
諸経費(交通費、菓子代など) | なし | あり |
保護者の在宅 | 不要 | 必要 |
オンライン家庭教師と訪問型の違いを比較
オンライン家庭教師と訪問型との特徴を確認したところで、それぞれの違いを比較してみましょう。
全国の優秀な先生を選べる
オンライン家庭教師でとくに魅力的なのが、訪問型より先生の選択肢の幅が圧倒的に広いことです。
訪問型では基本的に地域の先生からしか選べません。交通費を積めば、遠方から呼ぶことも不可能ではありませんが、先生のスケジュールを毎回おさえて高額な交通費を払うことは現実的ではないと考える保護者の方も多いでしょう。
近くに優秀な先生、相性の良い先生がいないと、満足のいく指導を受けられないといえます。
一方、オンライン家庭教師はインターネット環境とパソコンやタブレットなど通信端末があればいいので、全国から先生を選べます。それこそ、離島からでも都心部の先生の指導を受けられるのです。
交通費や菓子代が必要ない
家庭教師は塾より料金が高いと思われがちですが、オンライン家庭教師はその心配がありません。
確かに、訪問型の家庭教師では先生の拘束時間が長くなりがちなこともあり、塾よりも設定料金は高めであることが多いです。
さらに、先生の交通費や授業中のお茶菓子代など、授業に直接関係ない費用も発生します。
その点、オンライン家庭教師は先生も自宅で授業できるので拘束時間は短く、料金を抑えられます。
また、交通費やお菓子代もかからないので、家庭教師でありながら塾よりお得なことが多いのです。
部屋の準備をしなくていい
「家庭教師は部屋の準備が大変……」との声も多いですが、オンラインならその必要がありません。
訪問型では先生の目を気にして、授業前には掃除する家庭が多いようです。
それも、子ども部屋だけでなく、トイレやリビング、玄関など先生の目に触れる場所すべてを掃除するとなると大変でしょう。
対して、オンライン家庭教師なら先生の目に触れるのは、画面に映る範囲だけです。
子ども部屋であれば、画面に映るであろう棚や壁周りを整理しておけばいいので、準備の負担を大幅に軽減できます。
保護者が在宅でなくていい
訪問型とは違い、授業中に保護者が在宅である必要がないのもオンライン家庭教師の特徴でしょう。
訪問型の家庭教師では、授業中は保護者が在宅であるのが一般的とされます。
これは、保護者が不在のとき先生との間に何らかのトラブルが起きたとして、子どもだけでは適切な対処が難しいためです。
一方で、オンライン家庭教師であれば、授業中でも先生と子どもが同じ部屋で二人きりになることがありません。
そのため、仕事で保護者の帰りが遅くても、オンライン型なら安心して任せられます。
ウイルス感染リスクがない
昨今のコロナ禍も踏まえると、オンライン家庭教師にはウイルス感染のリスクがないのも魅力です。
訪問型の家庭教師でも、不特定多数が出入りするような塾と比較すると感染リスクは低いと言えます。
それでも、授業中は先生と対面することから、訪問型には多少なりとも感染リスクが残ります。
その点、画面越しに授業を受けられるオンライン家庭教師であれば、少なくとも先生から感染するリスクはありません。
定期試験や受験前の大切な時期に、感染リスクを気にせず勉強に励めるのです。
オンライン家庭教師がいい生徒のタイプ!
最後に、訪問型よりもオンライン家庭教師をおすすめする子どもの性格や環境を見てみましょう。
部活や習い事などで忙しい子
オンライン家庭教師は先生も自由な働き方がしやすいことから、夜間や早朝でも対応している場合があります。部活や習い事などで忙しくとも、オンライン型なら子どもの時間に合わせやすいのです。
自主的に勉強に取り組める子
「先生に見られている方が集中できる」という子も確かにいますが、自習が身に付いている子であれば、先生の選択肢が広く相性の良い先生を選びやすいオンライン型の方が適しているでしょう。
仕事で保護者の帰りが遅い子
訪問型では保護者が在宅であるのが一般的で、少なくない負担がかかっていました。その点、オンライン型なら在宅である必要がないので、仕事で保護者の帰りが遅い子も安心して利用いただけます。
まとめ
今回、「オンライン家庭教師と訪問型の違い」をテーマに、とくにオンライン家庭教師の特徴と、訪問型よりもオンライン家庭教師をおすすめできる子どもの性格や環境などについてまとめました。
授業形態としては先生が各家庭を訪問するか・しないかだけの違いですが、それによりオンライン家庭教師は先生の選択肢の幅広さをはじめ、手間や感染リスクのなさなどいろいろな魅力があります。
すべての子ども、家庭に適しているとは言えないものの、オンライン家庭教師は訪問型に勝らずとも劣らないサービスです。子どもが勉強に励むための選択肢のひとつとして、ぜひ検討してみてください。