発達障害の子どもの自宅学習には家庭教師が最適【3つの理由と選ぶポイント】

周りの子どもよりも理解に時間がかかったり、授業中に立ち歩いてしまったり、と発達障害をもつ子どもは学習が遅れがちです。そのため、文科省では「自宅学習」を推奨しています。

しかし、いざ自宅学習をしようにも、テキストやプリントをただやらせたのでは学校と変わりません。だからと言って、親がずっと付き添って勉強をサポートしていくのも難しいものです。

そこでおすすめしたいのが「家庭教師」。今回は、発達障害をもつ子どもの自宅学習のサポートに家庭教師がいい理由と、子どもに合わせた家庭教師を選ぶポイントをご紹介します。

発達障害の子どもに家庭教師がおすすめな理由

学校でも発達障害の支援に力を入れてはいますが、何百人もの子どもがいるなかで1人にばかり時間はかけられません。対して、家庭教師であればその子に合わせた手厚いサポートが受けられます。

子どもの特性に合わせた学習ができる

他人の気持ちの理解が難しい自閉症スペクトラム、じっとしていられないADHD(注意欠陥・多動性障害)、特定の学習だけが極端に苦手な学習障害(LD)、と発達障害には様々な種類があります。

そのため、発達障害をもつ子どもの学習では、その子の特性を理解した上での環境づくりが欠かせません。家庭教師であれば1対1で、その子に合わせたカリキュラムを組むことができます。

また、分からない問題はじっくり解きなおしたり、集中力が切れたらちょっと休憩したり、と柔軟に対応しやすいのも家庭教師の特徴のひとつ。子どものペースで無理なく勉強できるわけです。

教師と生徒の関係づくりがしやすい

発達障害をもつ子どもの多くが、何らかに対して強いこだわりを持っています。とくに他人に対して好き嫌いの激しいことはよくあるもので、気に入った相手の話は素直に聞けますが、嫌いな相手だと暴れて手がつけられない、ということは珍しくありません。

家庭教師は1対1で子どもとじっくりと向き合うため、その子のもつこだわりを理解しやすく、いい関係を築きやすい。それに、もし先生との相性が悪いときには変えることもできます。何人かの先生と会ってみて、相性のいい先生を探す、ということもできるのです。

同じ先生に長期間にわたり任せられる

自宅学習でもっとも大切とされるのが「勉強しやすい環境」を整えることです。とくに発達障害をもつ子どもでは顕著で、ちょっと環境が変わるだけでも情緒が不安定になることがあります。

先生が変わったために前までできたことができなくなる、というのは発達障害ではよくある話。学校のように1年おきに担任が変わるのは、発達障害をもつ子どもにはあまりよくないのです。

その点、家庭教師は相性が悪ければ変えることも、良ければそのまま長期的にサポートを受けることもできます。それこそ小学校から高校まで、同じ先生に教えてもらうこともできるでしょう。

発達障害の子どもに家庭教師を選ぶポイント

発達障害をもつ子どもの自宅学習に、家庭教師のサポートはとても役立ちます。しかし、「家庭教師」と言っても様々な会社、先生がいるため、どの家庭教師でもいいということではありません。

発達障害に専門的な知識と経験があるのか?

発達障害をもつ子どもと関わるのには、専門的な知識と経験が求められます。知識や経験がないと、その発達障害ならではの特性が理解できずに、どのように接すればいいのか迷ってしまうためです。当然、その子に合わせたカリキュラムを組むことはできないでしょう。

家庭教師を選ぶときには先生と面談をして、子どものもつ発達障害に知識や経験があるのか確かめてから決めることをおすすめします。また最近では、発達障害の専門コースのある会社や、個人でも発達障害に理解のある先生は増えているので、そちらから探すのもひとつの手です。

子どもの「興味」を引き出すのが上手か?

子どもは楽しいこと、興味のあることには驚くほどの集中力を発揮します。これは発達障害をもつ子どもでも同様で、その子の興味を上手に伸ばせるかは先生の腕しだいです。声かけの内容、トーン、タイミングなどちょっとしたことで子どもの反応は変わってきます。

それだけに、家庭教師には子どもが楽しく過ごせて、上手に興味を伸ばしてくれる相性のいい先生を選びたいところ。しかし、その先生と相性がいいのかは、実際の授業を受けてみないと分かりません。できるだけ複数の体験授業を受けてから決めるのがいいでしょう。

まとめ

今回、「発達障害をもつ子どもの自宅学習」をテーマに、「家庭教師」をおすすめしてきました。

発達障害がある、と言ってもまったく学習ができないわけではありません。あくまで今の学校教育のような集団学習だけでは、発達障害をもつ子どもに十分な学習環境を用意しづらいだけです。

その点、家庭教師であればその子の特性に合わせてカリキュラムを組むことができる。そして、相性が悪ければ変えられますし、反対に相性のいい先生であれば長期的なサポートも頼むことができます。

ただし、ここで注意したいのが、家庭教師を頼むかは子どもの意思が大切だということです。

無理に家庭教師をつけても、その子の特性によっては納得できずにむしろ逆効果になることもあります。まずは子どもともよく話し合ってから、家庭教師をつけるかどうか検討してみてください。

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